Cyprus Telecommunications Authority
地址: Radio Maritime Service, P.O.Box 24929, Nicosia, Cyprus
Radio Continental (Argentina)
QTH: Rivadavia 835, Buenos Aires, Argentina
Portishead Radio (U.K.)
QTH:BT Radio Station, Highbridge, Somerset TA9 3JY, U.K.
Galei Zahal(Israel)
QTH: Military Post Office 1005, Zahal, Israel
Time Signal Station RID (Russia)
地址:Institute of Metrology for Time and Space(IMVP), NPO "VNIIFTRI", Moscow Region, Mendeleevo, 141570 Russia
俄语写法:141570, п/о Менделеебо, Соленчногорекогор-на, Московской области, НМВН Инститыт Метрологи и Пространотва
GTRK "Sakhalin"(Russia)
俄语地址:
ГТРК "Сахалин"
IBB-Sri Lanka(Sri Lanka)
地址:IBB-Sri Lanka TX Station, c/o US Embassy, 210 Galle Road, Colombo 3, Sri Lanka
http://usembassy.state.gov/posts/ce1/wwwhvoa.htm
需要IRC。
中央人民广播电台
China National Radio
地址:中国北京市复兴门外大街2号
http://www.cnr.com.cn
(我CNR的QSL卡和他的不一样)
La Voix d'Orthodoxie (France)
地址:B.P.416-18, 75366 Paris Cedex 08, France
FAX: +33 1 43534066、E-mail:irinavo@wanadoo.fr。
Amateur Radio Mirror International (South Africa)
地址:P.O.Box 1842, Hillcrest, 2650 South Africa
回信要$2.00或者IRC2枚。
Wales Radio International (U.K.)
QTH:Pros Kairon, Crymych, Pembrokeshire, SA41 3QE, Wales, UK
E-mailはjenny@wri.cymru.net、HP(http://wri.cymru.net)
KAIJ Shortwave International (U.S.A.)
地址:RT3 Box 120, Frisco, TX 75034, U.S.A.、回信要1美圆。
台中海岸电台
Taichung Coastal Radio XSW2
地址: 台湾省台中市市府路37号
QTH: P.O.Box 333, 06.443 Yenisehir, Ankara, Turkey
正面
反面
Radio Studiya O'key
英文地址: 45a ul.Aleitskaya, Vladivostok, Primorskii Krai, 690106 Russia
俄语地址: РОССИЯ 690106 Приморский Кдаи
г.Владивосток
ул.Алеутская 45a
Дом строительных оранизаций
Радио Студия О’Кей
http://www.ok.vl.ru
標準周波数局JJY(日本)
Time & Standard Frequency Station JJY (Japan)
左: 閉局記念QSL的表面(对折) 152×104mm
右: 閉局記念QSL的裏面 152×208mm
左:1964年的QSL表面 143×91mm
右:1964年的QSL裏面 143×91mm
Voz Cristiana / Christian Voice
Voz Cristiana, Casilla 490-3, Santiago, Chile
http: //www.vozcristiana.com
QSLカードの大きさは98×140mm
Christian Voice Australia Ltd., PMB 5777, Darwin NT 0801, Australia
Ezra Radio
延边人民广播電台
Yanbian People's Broadcasting Station (China)
地址: 中華人民共和国吉林省延吉市局子街166号
信封表面
Radio Prague
地址: Vinohradska 12, 12099 Prague, Chech
http://www.radio.cz、E-mail:english@radio.cz 、FAX:+420 2 21552932。
65周年記念卡的裏面(104×147mm)
60周年記念卡 ↓1966年的QSL卡(3色印刷、100×137mm)
1966年的QSL卡裏面
60kHz JJY標準電波局
VLF Time Signal Station JJY (Japan)
HF Experimental Station JG2XA (Japan)
参考資料: 1964年発行的東海大学超短波广播实用化实验局JS2H、实验局JS2AO(FM東海)的QSL
纽约的3个短波电台
WNYW的QSL
参考:WNYWの的前身WRUL的QSL(Thomas R.Sunderstom、www.trsc.com)
AFRTS-New York
United Nations Radio
VOA的New York QSL
FM stations in Phnom Penh (Cambodia)
(这张卡是他做好后寄给电台填写的,中国的BCL们可以借鉴。)
KTBN International(USA)
地址: QSL Department, 2242 Michelle Drive, Tustin CA92780-7015, U.S.A.
E-mail: Ireys@tbn.org
URL: http://www.tbn.org
QSL卡表面(129×89mm)
QSL卡後面
参考:旧KUSW的QSL
USCG Kodiak (NOJ)美国
受信報告の宛先: U.S.Coast Guard Communications Station Kodiak
P.O.Box 190017, Kodiak, AK 99619-0017, U.S.A.
QSL卡表面(2色印刷、139×89mm)
Remnants Hope Ministry(USA)
地址: P.O.Box 1915, Orangeburg, SC 29116, U.S.A.
E-mail: remnantshope@hotmail.com
TEL: +1 803 536 1868
表面(151×91mm)
Radio Aparecida(Brasil)
地址:C.P.2, CEP 12570-970, Aparecida, SP, Brasil
E-mail: radioaparecida@redempetor.com.br
URL: http://www.radioaparecida.com.br
QSL卡(211×106mm)
Swiss Radio International(Switzerland)
最近的QSL
1965年的QSL
Radio Nacional Arcangel San Gabriel
联系地址:Base Antartica Esperanza, Terriotorio Antartico, Argentina
E-mail: lra36@infovia.com.ar
URL: http://www.fcapital.com.ar/esperanza
QSL卡(表) は73×175mm
QSL卡(裏)
正声广播公司(台湾)
Cheng Sheng Broadcasting Corporation
最近自制的QSL(民國91年は2002年)
左:1967年的QSL(表面) 右:当時的自由中國之聲QSL
左:1967年的QSL(裏面)(民國56年=1967年)右:当時的自由國之聲
Herald Broadcasting Syndicate(USA)
本部のQTH:P.O.Box 1524, Boston, MA 02117-1524, U.S.A.
WSHB局的QTH:1030 Shortwave Lane, Pineland, SC 29934, U.S.A.
URL http://www.tfccs.com/GV/shortwave/shortwave_schedule/html
WSHB的QSL 152×102mm
WSHB局QSL裏側
Herald Broadcasting Syndicate一般的卡
左:WSCN局 右:KHBI局
巴黎的FM电台
FM stations in Paris (France)
Radio Varna Varna Radio
Radio Varna的QSL(PFC)
Radio Varna的QSL信
Varna Radio的QSL信
GTRK "Vladivostok" (Radio 810,RUSSIA)
QSL卡(95×130mm)
QSL信
BBC Asia Relay Station(Thailand)
左: 表面 右:裏面 105×150mm
Radio Africa International
地址:The General Board of Global Ministiries, 475 Riverside Drive, Room 1374, New York, NY 10115, U.S.A.
E-mail; radio@gbgm-umc.org
URL; http://gbgm-umc.org
左: QSL表面 右: QSL裏面 面积:153×108mm
韩国标准时间发播台HLA
Time Signal Station HLA (Korea)
大韓民國大田市儒城邮局邮箱102號 韓國標準科学院 時間周波数研究室
FAX +82 42 868 5287
URL http://www.kriss.re.kr/time/English/HLA.htm
裏面
British Forces Broadcasting Service(UK)
地址; P.O.Box 903, Gerrards Cross, Buckinghamshire, SL9 8TN U.K.
FAX: +44 1494 874429
E-mail: info@bfbs.com
URL: http://www.ssvc.com/bfbs/index.html
伊拉克战争時(2003年)的BFBS的卡 面积106×147mm
湾岸戦争(1990年)短波QSL 面积87×140mm
FEBA-Seychelles.
1970年广播開始時的QSL卡 137×90mm
左:2003年广播停止时的QSL卡(表) 149×105mm
右:ステッカー
2003年广播停止时的QSL卡(裏)
Radio Stalitsa (白俄罗斯)
QTH: 42, Zakharova St., 220034 Minsk, Belarus
俄文:Рэцпблика Беларуць, 220034, г.Михск, вул.Захарава, 42
URL:http://www.tvr.by
A4打印的QSL信
Radio Sweden
1966年的卡表面 149×109mm
1973年的QSL 大111×150mm
左:2003年(騎士島風景)QSL 大 149×107mm
中国华艺广播公司
China Huayi Broadcasting Corporation (China)
对折QSL卡的表面(寿山石工艺品) 大226×175mm
台北的FM电台
FM stations in Taipei (Taiwan)
Radio Hong Kong和Hong Kong Television Radio
香港電台1960年代的大型QSL卡(203×153mm)
同上的卡的裏面
香港海岸電台的QSL卡(170×118mm)
印度支那旧地下电台2个
Indo-China ex-clandestines
La Voix du Pathet Lao / La Voix du Gouvernement Revolutionnaire Provisoire de la Republique du Sud Viet-Nam
Radio Denmark
左: 1967年に獲得した「デンマーク」らしい酪農の地図カード(1950年代半ばから1960年代末まで発行)
右: 1960年代末から1981年まで使用された無線の鉄塔のカード
左: 2003年3月发行的最后的卡
右: 同カードの裏面 Norwayからの送信であることが印刷されている サインはErik Koie氏
停止广播日期
今月も先月に続きデンマークの短波局である。既報のようにデンマークには短波放送局はなくなってしまったが、短波の無線局はまだ残っている。デンマークを代表する短波無線局は海岸局Lyngby Radio(メインコールOXZ)で、無線の父と呼ばれるデンマーク人ポールセン博士が新式の火花送信機を1908年に設置して以来運用を続けている世界で最も由緒ある海岸局の一つである。1929年にRadio Denmarkの短波送信が開始された時もLyngby Radioの500W送信機が使用されたことが記録に残っている。
Lyngby(日本語では「リンビー」)という地名はデンマークにはいくつもあり、何れも海岸に近いところなので同局は本当はどこにあるのかという質問を受けるが、海岸局のあるLyngbyはコペンハーゲンの北約15kmのところにある町でKongens Lyngbyとも呼ばれる。有名なデンマーク工科大学もここにある。なお現在は他の海岸局の運営もすべて同局の名称で行っている。
短波通信の中心であった同局も衛星通信化の影響で1999年1月でCW通信を全廃、かろうじて残っていたSITOR通信の周波数も毎年減少しており、現在は1波のみ、若干のSSBによるHF通信を残すのみとなったため、早く受信しておかないとHF全廃の恐れは十分ある。
以前はアンテナのデザインの公式QSLカードを発行していたが、1999年の受信報告に対するものは写真に示したようにOZ1コールのアマチュア無線局3局の交信証を兼ねたもので、同局のアマチュア無線に興味を持つオペレーターが善意で発行していることが分かる。従って彼らがリタイアしてしまうと発行も停止されることが予想されるし、切れてしまえば追加印刷は行われないかも知れないので、これから受信報告を送る場合にはPFCを同封しておいた方が宜しいかも知れない。
現在SSB通信用に使用している周波数は次の通り; (カッコ内は予備または臨時周波数)
4408 (4429) 8740 (8770) 13116 (13143) 17344 (17293) (22777) (25145)
SITOR通信に使用している周波数は22394kHzである。
受信報告の宛先; Lyngby Radio, Bagsvaerd Moellevej 3, DK-2800 Lyngby, Denmark
URL; http://www.lyngbyradio.com
E-mail; lyra@post4.tele.dk
FAX; +45 4588 2485
QSLカードの表 Valdemar Poulsen博士の最初に作った火花送信機と当時の研究室、最近の局舎の写真 大きさ139×90mm
QSLカードの裏 3アマチュア局の交信証と兼ねている コールは同局(OXZ)と同局の管理するBaavand Radio(OXB)にちなんだ特別コール
左:1980年代まで発行されていた公式QSL(1月号のRadio Denmarkのアンテナをデザインしたカードに似ている)
右:Lyngby RadioのHP(デンマーク語のみ)
日本から近いカムチャッカ半島にあるこの地域を代表する放送局である。国内向放送は原則長波、中波、FMだけだが、空港のあるYelizovoに大規模な短波送信施設があり、ここから外国の放送の中継を行っている。この短波送信機を使用して1日1時間だけ「Kamchatka Rybatskaya」(Камчатка Рыбацкая:「漁民のカムチャッカ」という意味)という海外で操業する漁船員向の特別放送があり、これが受信の狙い目である。現在は毎日09:00-10:00に11975kHzで放送されているが、シーズンによって時間、周波数ともに変更されるので注意が必要である。番組内容はローカルニュース、電話での「声のお便り」、地元で流行している音楽等である。郵便事情が悪いので有名なロシアであるが、地方に行くほど中央の悪弊に染まっていない(これはソ連時代から言えることだ)ので、極東の僻地には比較的郵便は良く届く。従ってロシア語で受信報告を送れば返信の確率は大きい。この放送を受信したのは一昨年の12月で、ロシア語で受信報告を書き、ロシア語のPFCと返信料1ドルを同封して送った。10ヶ月後に局長のアレキサンドル・ボロジン(Александр Бородин)氏よりE-mailによる返信があり、その中でQSLカードを後日送付することが予告されていた。そしてその3ヶ月後PFCに記入したQSLカードが絵葉書とともに届いた。ボロジン氏流の返信方法らしく欧米のDXerもこの方法で返信を受けたとのことだ。忙しい業務の中でDXerからの報告に興味を持ってくれたボロジン氏には心から感謝したい。同局にはURLもあった筈でhttp://gtrk.iks.ru/とされているが、現在「新しいアドレスはこちら」と表示されているだけで「こちら」をクリックしても同じアドレスに戻ってしまい行方不明である! 発見した方がいらしたら教えていただきたい。
2つの「カムチャッカ富士」を背後に控えた市街地は絶景で、是非訪れて見たいものである。放送局は古めかしい名前の「ソビエト通り」にある。
受信報告の宛先: GTRK "Kamchatka", ul. Sovetskaya 62, 683000 Petropavlovsk-Kamchatskiy, Kamchatskaya Oblast, Russia
ロシア語では: Руссия 683000, Петропавловск-Камчатский, ул.Советская, д.62 ГТРК "Камчатка"
E-mailは: gtrkotk@mail.iks.ru
FAX: +7 4152 11-26-61
参考までにPetropavlovskにある国内向放送局を紹介する。
180kHz Radio Rossi/GTRK Kamchatka( Радио России / ГТРК Камчатка) (150kW)
576kHz Mayak( Маяк) (150kW)
1008kHz Yunosti( Юность) (50kW)
1233kHz Radio3( Радио 3) (20kW)
69.68MHz Radio Rossi/GTRK Kamchatka( Радио России / ГТРК Камчатка) (4kW)
71.90MHz Mayak( Маяк) (4kW)
103.5MHz FM Kamchatka( FM Камчатка)(1kW)
104.5MHz Radio3( Радио 3)((1kW)
105.5MHz Radio SV( Радио СВ)
E-mailによるボロジン氏からの受信確認の手紙
左:PFC利用のQSLカード 右:2つの「カムチャッカ富士」をあしらったロゴマーク
成田空港から約7時間の飛行で赤道直下のシンガポールに着く。ここは世界で最も生活水準が高く、ITも進んだ国である。人口450万人の都市国家であるため単純に他の国と比較はできないが、街は美しいし、空港も素晴らしい。
シンガポールには有名なRadio Singapore Internationalと同系列のMediaCorp Radioが12波のFM波を出しておりその内のいくつかは短波でも中継されて日本でも直接受信可能である。今回はMediaCorp Radio系列以外のFM4局に照準を合わせて、昨年8月に現地受信を試みた。勿論現地受信の際の受信報告の鉄則(1)その国の言語で(シンガポールの場合英語で良い)、(2)返信用切手を同封(現在70セント)、(3)PFC同封(シンガポールの場合はお礼カードやレターでの返信が期待できるが)は守る必要がある。
Passion 99.5FM
National Art Councilが経営する音楽、芸術専門局である。ポップスの他にクラッシク音楽を放送する時間が長いのが特徴。またコンサートの案内など文化的な格調の高い番組で、英国的な雰囲気を感じさせる。PFCに記入してくれた上、お礼カード(通常はこれがQSLとして使用されるらしい)も送付された。周波数は99.5MHz。QTHはMITA Building, 140 Hill Street, #03-01, Singapore 179369で何となく日本的な名前のビルだ。URLはhttp://www.passion995.org.sg。
左:PFC利用のQSLカード 右:お礼カード
Safra Radio
陸軍娯楽協会(Singapore Armed Forces Recreation Association)運営で、軍の兵士向放送である。英語放送の「Power98 FM」(98.0MHz)と中国語放送の「Dongli88.3 FM」(88.3MHz、「ドングリ」は漢字で書くと「動力」!)の2系統がある。今回受信したのはPower98FMの方である。番組広報係のJuliet Teo氏よりPFC利用のQSLカードとレター形式のQSLが届いた。QTHはDefenseTechnology Towers, 5 Depot Road #12-04, Singapore 109681またはBukit Merah Central, P.O.Box 1315, Singapore 911599。URLはPowerFMの方がhttp://www.power98.com.sg(英語)、DongliFMの方がhttp://dongli883.com.sg(簡体字中国語)である。ロゴは2系列で別々のものが使用されており内側から窓に貼るカーステッカー等も用意されている。
左:PFC利用のQSLカード 中:QSLレター 右:Dongli FMのロゴ
Unionworks Pte Ltd
商業局だが労働組合連合会、日本で言えば「連合」が運営するFM局で、英語・マレー語のWKRZ91.3FM(91.3MHz)と中国語・タミール語のUFM103(103.0MHz)の2系統がある。労働組合局らしくニュースや政治番組の割合が高い。受信したのはWKRZの方、米国局のようなネーミングだけあって音楽番組は欧米系そのものである。PFC利用のQSLカードとシンガポールの中国的な風景を描いたお礼カード(両系統のロゴが入っている)が送付された。通常のQSLとしてはお礼カードが使用されるようだ。色々な言葉で放送している点がシンガポールらしい。QTHは510 Thomson Road #B1-02, SLF Building, Singapore 298135、URLはWKRZがhttp://www.wrkz913.com(英語)、UFMがhttp://www.ufm1003.com(簡体字中国語)。
左:PFC利用のQSLカード 右:お礼カード
BBC Far Eastern Relay Station
シンガポール市内ではどこでもBBCのWorld Service英語番組が88.9MHzで受信できる。勿論他の局と異なりモノラルであるため受信状態もより安定している。BBC Far Eastern Relay Stationは島の北端のKranjiにあり、極東向の短波中継がここで行われている。FM局はBukit BatokにありEddystone社製の4kW送信機より出ている。QSLカードはOperations ManagerのWui Pin Young氏より送付されたもので、Kranji中継局の送信アンテナ群のカラー写真、裏はアマチュアの交信証形式となっている。短波の中継波の受信報告に対しても同じものが発行されると思われる。QTHは51 Turut Track, Singapore 718930。
左: QSLカードの表はKranji送信所の写真 大きさ156×102mm 右: QSLカード裏面
Bible Voice Broadcastingは英国(Bible Voice )とカナダ(High Adventure Gospel Communication Ministries )に本拠地を置くキリスト教団体(2003年からは統合本部が米国にもある)の放送で中東やアジアでの教化を目的として主として聖書研究の番組を放送している。以前南レバノンやパラオから放送していた「Voice of Hope」の流れをくむ放送局である。放送は2002年7月1日から開始され、当初はDTKの送信所、現在はDTKに加え旧CIA諸国の送信所も加えて手広く(現在15言語で週80時間)放送している。中国向番組の一環として日本語による聖書朗読も昨年開始された。前身のVoice of Hopeもパラオから同様の放送を行っていたことがあった。これは毎週金曜日の21:35-21:45に行われ、40年くらい前に録音された古い聖書の朗読テープを流している、勿論聖書の内容は普遍なので何年前のものでも価値があることには変わりはない。スケジュール上は21:50までになっているのだが、中継局との連絡の行き違え(?)が続いており、21:45になるとプッツリと放送が切れてしまう。
現在の詳細スケジュールはhttp://www.mail-archive.com/hard-core-dx@hard-core-dx.com/msg04893.htmlに掲載されているので参照すること。日本語を含む中国向放送は; 月-金 21:00-21:45 土日 20:30-21:30 12065kHz(Khabarovsk 100kW) 英語・ベトナム語・広東語・日本語(日本語は金曜の21:35-21:45)。
放送開始当初は英国のアドレスで手紙を受け付けており、事務所のあるSussexの絵葉書を利用した手作りQSLが発行されていた。放送の拡充に伴い横長のQSLカードを発行するようになり、これはカナダから発行されている。英国に受信報告を送ってもカナダに転送されてカナダから返信が来る仕組みになっているようだ。
英国のアドレス: P.O.Box 2801, Eastbourne BN21 2EQ, U.K.
カナダのアドレス: High Adventure, P.O.Box 425, Station E, Tronto, Ontario M6H 4E3, Canada
URLはhttp://www.biblevoice.org、E-mailはmail@biblevoice.org
最近のHPには短波放送のスケジュールは掲載されていないようである。
左:HPのロゴ 右:英国の放送スタッフ
放送開始当時の英国発行の手作りQSL 裏はペンで手書きで、Thompson氏のサインもある
最近のカナダ発行のQSL 大きさ216×89mm 左下は旧約聖書イザヤ書の一節「よばるるものの声きこゆ」
送信所名も入っているがサインがない
大邱文化广播
(Taegu Mun-hwa Broadcasting Co., Korea)
受信報告後長らく音沙汰がなかったが、最近1年7ヶ月振りにQSLカードが送られて来た。同局のアマチュア無線クラブ局(コールHL0MBT)の交信証を兼ねたカードで、どうもアマチュア無線クラブが善意で最近作成してくれたらしい。証明面がBCL、SWL、QSL兼用になっているのも面白い。最近の韓国では漢字をあまり使わないが、名前と局名は漢字で記入してくれた。また右下に押してある局印も漢字である。
この1年7ヶ月の間に大邱(テーグ)では地下鉄火災事故で大勢の乗客が犠牲になったが、一方高速新幹線KTX(駅は東大邱)の開通という嬉しいニュースもあった。ソウルから慶州(キョンジュ)に行く時に汽車を乗り換えるのがこの駅だ。
文化放送は韓国最大の民間商業放送で、各系列局はソウルの本局の番組中継だけでなく独自番組にも力を入れている。大邱文化放送もかなり独自色の強い放送局である。放送は2系列あり、標準放送は810kHzとFM96.5MHzで、音楽放送はFM95.3MHzで行われている。東京地方で現在この局を受信するにはEスポ伝搬によるFM放送の受信しかないが受信できる確率はかなりある。
ハングルでは: 대구팡역시수성구범어동1번지
대구분카방송
FAX: +82 53 744 5048
QSLカードの表面 大きさ 143×98mm
QSLカードの裏面
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広東人民広播電台は元々広東省の地方ローカル局であった。短波を使用していなかったこともあり海外には地味な存在であったが、元々その影響範囲は大きく香港・澳門も含めて国内聴取者だけで1億人を越える大メディアであった。しかしこのところ広東省が経済的に大きな力をつけたことを背景に急速に国際化傾向を強め、昨年には国際的な放送メディアとしての独り立ちを宣言、世界40カ国の放送局と連携して番組供給を行うようになった。また昨年5月より、世界的な衛星メディアWorld Radio Networkの衛星による全世界向英語放送「Guandong Today」(今日的広東)を開始するに至った。
元々あまりサービスの良い局ではなく、以前に香港まで行って受信し受信報告を送ったが返信はなかった。しかし今年になって英語のQSLカードを作成・発行するようになった。
今年の春節の頃にWorldSpace衛星放送(TDM49 BCID=1302)で同局の英語番組を受信し、受信報告(中国語)を送ったところ、親切な中国語と英語の手紙と初発行の英語QSLカードが送られてきてびっくりした。またその後、中国の人民広播電台では恐らく初めてと思われるロゴ入りTシャツまで送られてきた!
同局は衛星、真珠、音楽、城市、交通、健康、株式、教育の8部門に分かれ、それぞれのHPも持っているが、国際放送は「衛星」の範疇に属するものである。英語国際放送は英国人を含む4名のスタッフで制作されており、広東省の最新の話題を15分にまとめており大変聞きやすい内容である。国内向「衛星」放送は中波の648、828、1017kHz及びFMの91.4、92.8、94.0、101.0、102.2、105.7MHzで行われている。
アジア向衛星英語放送はWorld Radio Network(無料のWorldSpace衛星ではTDM49 BCID=1302)で土曜日の09:15-09:30、日曜日の01:00-01:15、04:45-05:00、17:00-17:15に放送されている。
受信報告の宛先; 中華人民共和国510012広東省広州市人民北路686号 広東人民広播電台 国際衛星台
URLはhttp://www.fm914.com
E-mailはgdnews@radio-gd.com
新QSLカードの表は新装なった放送センター(大きさ101×185mm)
新QSLカードの裏すべて英語
今回は久しぶりに国内編である。
静岡市と清水市が合併する前までは浜松市は静岡県で一番人口の多い都市であった。現在もスズキ、ヤマハ等の本社があり、1本だけだが超高層ビル(アクトタワー)もあるなど地方都市の中では気を吐く存在である。でも新幹線の「のぞみ」号はすべて通過、「ひかり」の一部が停車するだけなので、時間によっては各駅停車の「こだま」を使わざるをえない事も多く意外と時間がかかることもある。
左: 超高層ビル「浜松アクトタワー」 右: 浜名湖花博会場内「きらめきタワー」
通勤電車のように関西や名古屋との往復に利用している新幹線であるが、「のぞみ」号に乗車し、山側の座席に座り、車内のオーディオサービス(76MHz付近)を利用していると数秒間瞬間的に「電波を乗っ取られる」ことがある場所がある。浜松通過時である、電波を入れ替えているのは地元FM局FM Haro!(76.1MHz、20W)である。20Wながら駅近くに送信アンテナがあるためFM電波の弱肉強食の原理で入れ替わるのである。このおかげで居眠りをしていても放送内容が急に切り替わるので浜松通過に気がつくという効果もある!
このほど浜松に行く機会があり、いつも数秒しか聴いていないFM Haro!(JOZZ6AB-FM)を正式に聴いた。夜間は「J-WAVE」の中継が多いが、昼間は独自番組で頑張っている。後述の「浜名湖花博」会場での受信報告に対してQSLカードが発行された。印鑑、通し番号入りの正式なものである。
FM Haro!の正式名称は「浜松エフエム放送株式会社」、QTHは〒430-0944 浜松市田町223-21 ビオラ田町5F、URLはhttp://www.fmharo.co.jp。
浜松を訪れた時は是非受信しておこう。
FM Haro!のQSLカード (大きさ147×99mm) 4万枚目の発行ではなくて2004年の14枚目らしい!
その浜松の浜名湖畔で現在開催されているのが「浜名湖花博」(会期4/8-10/11)である。休日等は大変な人出だが全体が大きな庭園のようになっており順路に従って一回りできるので、パビリオンの並ぶ博覧会と比べて混雑していても比較的効率的に回れるし、船遊び等も楽しめるのが特徴である。会場の中央にちょっと周囲の環境とは異なる鉄骨造りの塔「きらめきタワー」がある(有料で登ることができる)が、その中にスタジオを構えてっぺんにアンテナを設置して放送しているのが、イベント局「FMのたね」(JGUOYZ6AA-FM)である。周波数89.7MHz、出力100Wと何とFM Haro!より大きい。運用はFM Haro!に委託しているとのことである。通常はポップス(CSラジオ放送がソースとのこと)と会場周辺の交通情報、会場の混雑情報を流しており、イベント案内の放送も土日の午前中にはある。また実験的にカーナビのVICSによる交通情報、駐車場情報を提供している。またFM Haro!で流した花博関連情報番組を流すこともある。「のたね」とは花博のキャクター「のたね」君にちなんだ名前で、「~の種」の意味。キャラクターにの案者秋本康氏によれば、何にでも成りうる子供の可能性を表現したとのこと。QSLカードは花博の「目玉」である「モネの庭、モネの家」を再現した「花の美術館」の写真に「のたね」君を組み合わせたもの。高知県の北川村にも「モネの庭」があるが、東日本ではここだけだと思う。受信証の番号は開会後3ヶ月近いのに33番。BCL王国だった日本としてはちょっと寂しい。会期は10/11までとまだある。名古屋から直通バスも出ているので、中京地区からは比較的楽に出かけられる。浜松に行く@会のある人は、この際是非受信しておこう。受信報告の宛先は; 〒431-1207 浜松市村櫛町5342-1 (財)静岡国際園芸博覧会協会 広報課。花博のURLはhttp://www.flora2004.or.jp/、「FMのたね」の情報はttp://www.flora2004.or.jp/ticket/a0233b.html。
FMのたね のQSLカード(大きさ146×99mm) 発行番号はまだ033!
両局ともこのようなステッカーを送ってきた!
受信報告の宛先; Radio Rossii, 19/21, 5th Yamskogo Polia St., Moscow, 125040 Russia
ロシア語では; РОССИЯ 125040 , Москва, ул.5я Ямского Поля.19/21, Радио России
URL; http://www.radiorus.ru (すべてロシア語)
E-mail; webmaster@radiorus.ru
英語QSLカード(記入はロシア語!) 215×107mm
同局のロゴ
オーストラリアでは既存のCWを扱う海岸局が全滅した後、沿岸船舶向に新しい気象短波局が2002年に建設され運用を開始した。オーストラリア気象庁(Bureau of Meteorology)の経営により船舶向に短波で気象警報・予報放送(音声、FAX)を行っている。短波の送信所は2カ所あり、主としてインド洋向は西オーストラリア州WilnaにあるVMW局から、主として太平洋向はQueensland州CharlevilleにあるVMC局から発信されている。コールサインは両地点の頭文字をつけている。何れの局も海岸からかなり内陸に入った地点に立地している。音声は出力1kWのSSB(USB)で無指向性アンテナからの送信だが効率が良く、日本、英国、ベルギー、スイスにまで電波が届いている。送信所に放送施設がある訳ではなく、音声、FAXともに入力されたデータに基づき自動的に情報が送信される仕組みになっている。
音声放送は両局ともに同時に4波を使用して行われている。
VMC局 現地時間の07:00-18:00 4426 8176 12365 16546 18:00-07:00 2201 6507 8176 12365
VNM局 現地時間の07:00-18:00 4149 8113 12362 16528 18:00-07:00 2056, 6230, 8113, 12362
警報及び予報の放送は毎時00分及び30分に出る。音声放送について詳しいスケジュールは
http://www.bom.gov.au/marine/voice_services.shtmlを参照のこと。なおオーストラリアには時間帯が3つあり、しかも北半球の冬期に夏時間となるので注意が必要である。またFAX放送のスケジュール及び周波数はhttp://www.bom.gov.au/nmoc/rad_sch/vmc_guide.shtml#freqを参照のこと。
受信報告に対しては手書きのQSLカードが気象庁より発行される。
受信報告の宛先; Bureau of Meteorology Service Policy Branch - Marine, GPO Box 1289K, Melbourne 3001, Australia
開局当時の責任者Brendon McMahon氏発行の手書きQSLカード(郵便料金節約のため政府の郵便物ながらシンガポールから配送された!)
VMC/VMW局のサービス範囲図
左:VMC局(Charleville) 右:VMW局(Wilna)
1kW送信機(両局とも同じ)
Internewsは米国に本拠地を置く民間団体で第三世界を中心とする世界各国でメディアの支援を行っている。アフガニスタンで活動中のInternews Afghanistanはアフガニスタン各地に個別のFM放送局を設置したり、その要員を教育したりして来ていたが、今年6月にはアフガニスタン政府のAM局と協力して全国をカバーする短波放送を1日3時間開始した。局名は「Salaam Watandar」、パシュト語で「市民の皆さん今日は」という意味である。「サラーム」というのはイランで良く耳にする挨拶(ペルシャ語でも同じ)なのでご存知の方も多いであろう。当初はアブダビと英国にあるMerlin社の送信機から出ていた。予算の関係か9月15日までと報道されたが、10月15日まで延長となり、10月からは送信所がロシアに変更となり、更に11月いっぱいに延長された。7月に英国からの送信を受信しレポートを送ったところ、8月にProgram AssociateのDavid Trilling氏よりお礼のメールが届き「QSLカード制作中」とのことであった。そして10月に大型のカードが送られてきた。カードにはInternewsが各地に設立した19のFM局の地図が記載されており、左上にはInternewsのロゴマークが入っている。裏面にはカラフルなアフガニスタンの切手が貼られてそのまま葉書として送られてきた。証明面の「VT Merlin社」の名が印刷されてしまっているが、10月には一時ロシアの送信所に鞍替えしたので実情に合わなくなってしまった。B04スケジュールからは元のMerlin社からの送信に戻った。
現在のスケジュールは次の通り。10:30-12:00 7230 Dhabbya 250 kW、22:30-00:00 17720 Rampisham 500 kW。
パシュト/ダリ語で、ニュースや教育番組、現地音楽などが多い。
なおInternewsの設立した19のFM局(中継局1局を含む)は次の通り。 Radio Byamiyan 88.0、Radio Sharq 87.6、Radio Killid 88.0、Radio Millie Paygham 94.0、Radio Tiraj Mir 91.3、Radio Shura'e Qarabagh 91.3、Radio Sahar 88.7、Radio Azad Afghan 88.0、Radio Naw-e Bahar 88.5、Radio Sulh-e Paygham 93.1/中継局 88.2、Radio Rabia Balkhi 87.9、Radio Zohra 90.5、Radio Nedaye Sulh 91.4、Radio Sedaye Adalat 88.5、Radio Istiqlal 89.6、Radio Zafar、88.5、Radio Yauali Zhagh 88.5、Radio Imam Sahib 88.5。
受信報告には返信料として1ドルの同封が望ましい。
受信報告の宛先; Internews Afghanistan, Baharistan, Karti-parwan, Next to Haji Mir Ahmad Mosque, Kabul, Afghanistan
電話: +88 216 211 976 23
URL: http://www.internews.org
E-Mail: afghanmedia@internews.org
大型QSLカードの表面 124×186mm
カード裏面 ロゴマーク入りの局印が押してある
左:Chikh Chiranで受信状態の良い山の上に登って地元局Radio Sedaye Adalatに耳を傾ける村民
右:Salaam Watandarのスタジオ
(同局のwebより)
ブラジルで最もポピュラーな短波局がこの局である。国営局で海外向放送(現在は出ていない模様)も行っているRadio Brasの経営によるもので、名前の通りブラジル北部のアマゾン川流域地域を広くカバーする国内向放送である。良く整備された250kW送信機から出ているので、状態さえ良ければ夕方ポルトガル語放送を聞くことができる。周波数は昔から6180と11780kHzを使用していたが、6180kHzはこの夏に一時6190kHzのQSYしていた。良好に聞こえる割に返信率が悪い局として有名であった。8-9月に周波数が一時6190kHzに変わった時の受信状況をポルトガル語で報告したところ2ヶ月後にまずレター形式の「お礼状」が届いた。ポルトガル語による返信だが、内容はお礼だけで、周波数・時間は一般的なスケジュールを記述、周波数も6180kHz(この時点で確かに6180kHzに戻ってはいたが!)となっている。発行者はGerente(マネージャー)のTais Ladeira de Medeiros氏。レターヘッドのはアマゾンの大ハスが描かれている。レターの右下にカバーエリアの図があるが、送信地点のBrasiliaから6180KHzは真北、11780kHzは北西に出ており、双方のカバーエリアは若干異なることが解る。
これで終わりかと思っていたら年が明けてから、受信報告書に同封したポルトガル語のPFCを利用した完全QSLが届いた。しかも周波数はちゃんと受信した6190kHzとなっている。発行者は同じTais氏で、右下にサインとスタンプがあるが、スタンプの職責が「Chefe da Divisao de Ondas Curtas, Radio Bras」になっている点が面白い。氏は同時に海外向放送Radio Brasの短波チーフなのである!
Radio Nacional da Amazoniaから返信を貰うのは今がチャンスである。氏の気の変わらない内に受信報告を送っておこう。勿論ポルトガル語であることが必須、現地の切手か1ドル紙幣を返信料として入れることが必要である。
受信報告の宛先: SCRN 702/3 Bl.B Ed.Radiobras, sub-solo, Brasilia-DF, Brasil
URLはhttp://www.radiobras.gov.br
左: PFC利用の完全QSLカード(周波数は6190kHzになっている、Tais氏の肩書きが「Radio Bras短波チーフ」になっている)
右: 先に送られてきた「お礼状」(周波数は6180kHz、Tais氏の肩書きは「Radio Nacional da Amazoniaマネージャー」)
同時に送られてきたブラジルのイメージカード
封筒の裏の達筆で書かれたアドレス 郵便番号のところが面白い
ミャンマー(ビルマ)は、国営のMBS(Myanmar Broadcasting Service)でさえ滅多に返信がこないという難しい国であった。戦後は社会主義政権下で鎖国が続き、また1988年以降は中国に支援された軍事政権(SLORC)の独裁が続いているという事情があるため外からの情報には門戸を閉ざして来たので当然かも知れない。しかし最近は観光客を受け入れたり、国営放送がインターネットで外部に発信するようになり外部との交流も徐々には進みつつあるようだ。この国には西部のシャン州やチン州に多数の民族が生活し、各民族の独立運動も盛んであり秘密放送が出たこともあった。西部の平定のためシャン州西部の町であるTaunggyi(タウンジー)には軍の施設が設置されており、放送通信隊が行っているのがこの放送である。Defense Forces Broadcasting Unitの放送は1962年に当時のBBS(Burma Broadcasting Service)を補完する地方民族向地方語放送局として開始され、同じ目的の放送が現在も続いている。現在の短波放送は1990年代初めに5770kHzで開始され、一時中断したが2003年末に6570kHzで復活し、現在は元の5770kHzに戻っている。放送時間は10:30-13:30、15:30-18:30、22:30-01:30と1日9時間、出力は10kWと言われており、軍の送信機だけにメンテナンスが良く、日本でも深夜の放送が受信できる。少数民族向に色々な言語でその民族の音楽を放送しているので非常にエスニックな感じがする。返信が来ないので有名な局であり、「ミャンマー語での受信報告が必要」と言われたほどであった。昨年5770kHzに戻った放送を受信し、1ドル紙幣とPFCを同封して英語で受信報告を送ったところ、75日後に何とE-mailで返信があり、送ったPFCカードに記入したものをスキャナーで撮ったものをjpegファイルで送ってきた!こんな形での返信は初めてであるが、郵便事情の悪いところでもこんな方法があるのかと感心してしまった。送って来たのは軍の放送担当Chief Commanderらしく識別番号は「mdl104100043」(mdlはMandalayのことか?)であった。PFCにはサインがしてあったが名前は判読できない。日付が送付日になっているなどQSLとしては間違いがあるが、ミャンマー語を連想させる丸い感じの文字で心温まるメッセージが記載されていた。インターネット(州都のMandalayにプロバイダーがあるらしい)がこのような奥地にも浸透し外国との通信が解禁されつつあることを感じさせる。
なお同通信隊は1995年にはBBCやVOAのミャンマー語放送(国民の多数はこちらを信用して聞いていると言われる)を1kW送信機を用いてたジャミングで妨害したこともある。
シャン州の大半の地域は治安の関係から外国人が入れないが、Taunggyiには鉄道や航空機で行くことができる。Taunggyiは海抜1400m、人口15万人の都市でシャン族が町の人口の多数を占める。町にはパゴダの他、回教寺院、大学等もある。郊外には有名なリゾートであるインレー湖がある。なおミャンマーでもタイと同じく新年は4月である。
このページを見たフィンランドのJari Savolainen氏から「SONY HCD-VX90AV 11740kHz 17:00-17:30hr」と記載された部分についてご質問をいただいた。「SONY HCD-VX90AV」はソニー製の海外向オーディオシステム(短波付?)で記入者のセットらしい。また「11740kHz 17:00-17:30hr」は現地のこの時刻に行われているRadio Japanのビルマ語放送を聞いたという意味らしい!
受信報告の宛先; Chief Commander
Defense Forces Broadcasting Unit
Taunggyi
Shan State
Myanmar
E-mail; sny@mandalay.net.mm
jpegファイルとして送られてきたPFC 日付は送った日付が記入されていて間違い、自分の持っているSONYのラジオを紹介している!
サインは判読できない ビルマっぽいアルファベットである! スキャンした時に髪の毛がついてしまっている!
[此帖子已被 唳鹤 在 2006-10-12 19:11:51 编辑过]
BBC Indian Ocean Relay Station
(Seychelles)
。
地址:P.O.Box 448, Victoria, Mahe, Seychelles
E-mail: resey@seychelles.net
发射台?:
[此帖子已被 唳鹤 在 2006-10-12 19:13:06 编辑过]
Radio Lebanon
地址 :Rue Lyon, Sanayeh, P.O.Box 4848, Beirut, Lebanon
E-mail: mykee@cyberia.net.lb
URL: http://www.libanvision.com/radio-liban96.2.htm
1968年的QSL卡 158×109mm
[此帖子已被 唳鹤 在 2006-9-29 9:01:41 编辑过]
Radiodifsão de Timor (东帝汶)
現在使用中的频率。
Dili 684kHz 91.5MHz Alieu 90.9MHz Ainaro 96.3MHz Bacau 105.1MHz Bobonaro 88.7MHz Ermera 90.1MHz Liquisa 99.5MHz Lautem 97.1MHz
Manatuto 94.5MHz Oecusse 92.1MHz Same 96.3MHz Suai 93.1MHz
連絡: Rua Caicoli, Dili, Timor Leste
E-mail: radiotimorleste@hotmail.com または radio@rttl.org
電話: +670 332 1826
URL: http://www.rttl.org
QSL卡(表) 139×86mm
QSLカード(裏) 浮き出し式の印が押してある 周波数は3268kHzの間違い 文章は英語
WWRB (美国)
地址 : Radio Station WWRB, c/o Airline Transport Communications, Inc., Box 7 Manchester, Tennessee 37349, U.S.A.
電話: +1 931 841 0492
URL: http://www.wwrb.org
特大QSL卡 大きさは280×215mm
RAI International (意大利)
地址:Postale 320, 00100 Roma, Italia
E-mail: raiinternational@rai.it
URL: http://www.international.rai.it/
1966年発行のQSLカード(この頃のRAI InternationalはBabuino通にあった) 大きさ 150×116mm
2005年発行のQSLカード (裏は40年前の方がずっと立派だ) 大きさ 115×150mm
最近発行のQSLカードシリーズ 左からNo.1 No.2 No.4
No.2は映画「刑事」(ピエトロ・ジェミニ監督、1959年)の最終場面、女優はクラウディア・カルディナーレ
最近発行のQSLカードシリーズ 左からNo.5 No.6 No.7
最近発行のQSLカードシリーズ No.8
(左)Prato Smeraldo送信所(Freewaves the Italian HF Archiveより)
(右)RAI Internationalのロゴ
Radio Veritas Asia (Philippines)
地址:P.O.Box 2642, Quezon City - 1166, Philippines
URL: http://www.rveritas-asia.org/
1967年Radio VeritasのQSL (左)表面 Santo Thomas大学の写真 (右)裏面 当時の局長Peidag G.Roales女史のメッセージ 大きさ 139×90mm
2005年の受信報告に対する1994年の25周年記念QSLカード(表面) 鳩と「25」の文字は銀色 大きさ 220×100mm
同カードの裏面 サインはAudience Relations OfficerのCleofe Labrindao氏
(左)Fiarview Parkの同局スタジオ (右)Parauig Zanbalesの短波送信施設
IRIB (伊朗)
受信報告の宛先: P.O.Box 19395-6767, Tehran, Iran
URL: http://www.irib.ir/worldservice
IRIB External Serviceの建物 TehranのVali-e asr通りとJame Jam通りの角にある ペルセポリスを復元したような建物だ!
日本語放送開始直後のQSLカード 大きさ171×117mm (左)表面はIsfahanのスィー・オ・セ橋の写真 (右)裏面は「アラーの恩名の元」の受信証明
日本語放送開始を伝える1999年8月3日の読売新聞
1966年 Radio Iran時代のQSLカード 大きさ 151×88mm (左)ペルセポリスの写真 (右)王室のマークの入った裏面
イランの地方局の中波は日本でも受信の可能性はあるが、QSLを得るのは容易な事ではない。そこで2004年に、Isfahanに泊まった時現地で IRIB- Isfahanの837kHzの放送を受信しPFCと現地の切手同封で受信報告を送ったところ、返信が来た。更に大判の写真まで送ってくれた。イラクでは文化財は殆ど失われた模様だが、戦乱の Baghdadからわずか500kmのこの地では平和と文化が保たれている。
Pakistan Naval Radio (Pakistan)
現在のAQPの周波数は次の通りである。 2457.5 4325 6390 8490 13011 17093.6kHz、通信モードは昔ながらのA1である。
受信報告の宛先: Director of Signals, Naval Headquartes, Islamabad, Pakistan
印刷されたQSLカード(一緒に担当者のサイン入りの手紙も送られてきた、中央にパキスタン海軍のマークがある)盛り上げインクによる印刷 大きさ 143×112mm
Ulbroka Transmitting Station (Lativa)
受信報告の宛先:Krebs TV, P.O.Box 371, Riga, LV-1010 Latvia
Krebs TVから届いたQSLレター(大きさはA4版、サインはDirectorで同社のオーナーのRaimonds Kreicbergs氏)
Libyan BTS (Libya)
HCJB La Voz de los Andes (安第斯之声)
地址: Casilla 17-17-691, Quito, Ecuador
URL: http://www.vozandes.org
http://www.hcjb.org
2006年発行的放送開始75周年記念QSL卡 146×99mm
75周年のロゴとGalapagos島のBlue-footed Booby
(左)HCJB大楼夜景
[此帖子已被 唳鹤 在 2006-10-12 19:10:30 编辑过]